太陽の恵みでおいしく

梅の土用干し

 糸島市志摩桜井の桑田浩さん方で恒例の梅の土用干しが行われている。塩漬けしていた梅を夏の日差しに浴びせながら、三日三晩干す。太陽で干されて硬くなった梅が夜露を含んでまた柔らかくなる。こうした繰り返しでなめらかな口当たりに。

1粒1粒ひっくり返しながら干し上げる


 「梅干しは1年中食べるけん、おいしゅう漬けなぁ」とお姑さんから習った昔ながらの梅干しを作り続けている。「ご飯を炊く時に梅干しを入れるとご飯が悪くならない」と桑田さん。


 暑さが本番を迎える季節、知恵と旨味が詰まった梅干しを食卓にいかが。

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