加布里の鍋嶋さん
糸島市加布里の鍋嶋政文さん(74)宅の畑に大きなメロンがなり=写真、近所でも評判になっている。
収獲したメロンは「おてがるロジたん」という品種で、直径約30センチ、重さは6キロを超える。鍋嶋さんは「いつもできるのは1、2キロくらいだが、こんなに大きいのは初めて」と目を丸くする。
鍋嶋さんは10年ほど前からメロンやスイカを育て始め、今年6月頃に植えたものがこれほど大きく育ったという。今年与えていた肥料は、魚粉などを混ぜて鍋嶋さんなりに工夫して自作したもので、「肥料のバランスや与えるタイミングが良かったのかな」と振り返る。
収穫したメロンは、市内に住む孫にあげる予定。「こんなに育って一番うれしいのは僕自身だけど、孫たちがもらって喜んでくれれば、なおうれしいね」と笑顔で話していた。