伊都文化会館
第2回「舞踊と歌まつり菊の宴」(菊の宴実行委員会主催)が9月30日、糸島市の伊都文化会館で開かれた=写真。糸島市や福岡市西区、唐津市で活動する日本舞踊の7団体や、糸島市内のカラオケ同好会に所属する約40人が芸を披露。会場に訪れた約450人の観客を風情ある世界に誘った。
流派に関係なく、誰でも踊りや歌を披露して一緒に楽しもうと、昨年から開催。演者の個性に合わせ、演出にもそれぞれ変化をつけた。「発表する人も見る人も、みんなが楽しめる舞台にしました」と同委員会代表の芳柳寿々光さん。芸を磨き、去年の自分を超えようと、演者たちは日々稽古に精を出してきたという。
舞台では、優美な舞や力強い舞、伸びやかな歌声が披露され、観客席からは惜しみない拍手が送られていた。
市内から鑑賞に訪れた80代の女性は「90才の方でもシャキッと美しく踊られていて、自分も元気をもらいました」と話していた。