旧市役所新館を複合施設に
糸島市は、旧市役所新館を大規模改造し、子育て支援センターやハローワークなどが入る複合施設「(仮称)市民・人権センター」として整備する。開館は来年4月の予定。市は「市民のいろいろなニーズにワンストップで対応できる施設に生まれ変わらせたい」としている。
新館は7階建て延べ床面積3,009平方メートルで、1990年に完成。学校教育課や子ども課など12課1局が入っていたが、今年1月に全て新庁舎に移転した。
市は公共施設の長寿命化を進めながらコンパクト化する管理計画の第一期アクションプランの一環として、市内に点在する施設を集約化。
市民・人権センターには、
1階-子育て支援センター
2階-NPO・ボランティアセンター、市ボランティア派遣事務局、市国際交流協会、ふるさとハローワーク
3階-市テレワークセンター、福岡マラソン糸島協力会事務所、市スポーツ協会
6階-男女共同参画センター、人権センター、糸島保護区保護司会
が入居を予定している。
また3~5階には市民が利用できる会議室や、飲食もできる調理室、大きな鏡を設置した床がフローリングの多目的室を設置する。
施設の集約化に伴い、計画では25年度に男女共同参画センターラポール(同市神在西)と人権センター(同市前原東)、NPO・ボランティアセンターやふるさとハローワークなどが入る旧自治会館(同市前原中央)、福岡マラソン糸島協力会事務所と市スポーツ協会が入る施設(同市志摩初)、テレワークセンター(同市前原中央)は解体する予定。子育て支援センターすくすく(同市前原東)は児童クラブに転用する予定となっている。