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笹山幼稚園で3分割の運動会 組み体操取り止めなど配慮
2020.10.9

マーチングを披露する年長児たち
糸島市前原駅南の笹山幼稚園(波多江亜希子園長、168人)では2日、密集を避けるために、運動会を3部制にして行われた。第1部は年少児、第2部と第3部は年中児と年中児をミックスして2パートに分け、種目を減らしてそれぞれ1時間余りに短縮して行われた。また、保護者の来場は1家庭2人までとした。園児たちは遊戯や体操、演技で練習の成果を存分に発揮した。
年長児の体操種目では例年、組体操をしているが、今年は接触を減らすために日頃行っている体操を披露。園児たちは、開脚、三点倒立、ブリッジ回転など次々にバランスの取れた技を決めていた。
さらにマーチングの演技では、バトンを手に指揮を執る「メジャー」、旗を掲げる「カラーガード」、大太鼓、小太鼓など各パートが隊列を変えながら演技、演奏を披露し保護者の拍手を浴びた。
閉会式で波多江園長は「いろいろなことを我慢しなければいけない運動会でしたが、今日はみんなよく頑張りました」と園児をたたえていた。