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福岡マラソン 声援、ダンス、食で応援

2018.11.15

フィニッシュ地点まで3㌔。沿道の応援はまばらでも「頑張って」の声=志摩吉田

今津ではRFCチアダンスチームのメンバーがハイタッチで交流

志摩中陸上部(右)はメダル掛けで頑張った

糸島牛と糸島豚がセットの試食コーナーは人気

快走をたたえ合ったいとこ同士で

チーズまんじゅうを手にゴールを目指す

福岡マラソンのフルマラソンランナー1万1674人が駆け抜ける糸島路のコース沿道では、地元の人たちやボランティアらの応援、声援、ダンスなどのパフォーマンスが、熱を帯びたランナーたちに送られ続けた。フィニッシュ後は、糸島が誇る多彩な「食」がランナーの疲れを癒やした。走る人、支える人の人間模様を追った。

 ◆支える楽しさ

 午前9時55分 フィニッシュゲート南側で、志摩中生徒たちがボランティアとして、完走メダルをテーブルに並べ始める。3年の石郷夢来(ゆら)さん(14)は「去年の大会で給水所ボランティアをして、選手を支える楽しさを知った。選手たちに『お疲れさまでした』という気持ちを届けたい」と話した。

 ◆糸島女児のデザイン
午前10時 前原南小3年の浮田陽莉さんがデザインした広報車が、同市志摩の二見ケ浦前を通過。福岡トヨタ自動車などの「夢のプリウス」ぬりえコンテストの応募作品1796通の中から、最優秀に。虹の上で手をつなぐ子どもや笑顔の地球などが描写。

 ◆千人分の豚汁準備
同10時10分 JA糸島の女性部役員と職員計21人が、おもてなしエリアでランナーに振る舞う「野菜たっぷり豚汁」千人分の準備に追われていた。用意した鍋は15個。大根、ゴボウ、サツマイモなど具は7種ほど。「糸島の野菜を食べれば疲れは癒える」とスタッフは自信満々。

 ◆糸高38人のダンス
同11時40分 今津運動公園のステージ。糸島高ダンス部「RAINBOW‘S」の38人が、ヒップホップダンスでランナーを応援。部長の鳴海和奏(わかな)さん(16)は「一緒に踊りながら走ってくれる人もいてうれしかった」。

 ◆いとゴンメダル
同11時45分 糸島市二丈上深江の「スイーツカフェ・エガオ・イトシマ」(江藤暢平店長)はおもてなしエリアで、市のイメージキャラクターをかたどった「いとゴンサブレ」千枚超を無料配布。マラソン女子1位で大会新記録の吉冨博子さんを見つけたスタッフが駆け寄り、〝いとゴンサブレメダル〟を首から掛けてもらった。

 ◆〝おばあちゃん〟快走
午後0時23分 ネットタイム4時間1分51秒でフィニッシュゲートをくぐったのは糸島市志摩御床の光井寛子さん(70)。福岡マラソン3度目のサブ4(4時間切り)はわずかにかなわなかったが、女子70~74歳では堂々の1位。「サングラスしてるのに沿道の声援で『おばあちゃん頑張って!』だって。ほうれい線で年が分かるのかねー」と陽気に笑い飛ばしていた。

 ◆6㌔のエネルギー源
同1時48分 第12給水所(36・7㌔)。最後の給食、チーズまんじゅう「博多ピエスドール」(今宿産業)がランナーたちの目に留まる。「おいしい」「生き返るみたい」など上々の評判。ゴールまで6㌔を走り抜くエネルギー源として頼りにされた。

 ◆ハグで元気づけ
午後1時50分 志摩吉田の応援ポイントで、大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)の3人が、視覚障害と伴走者のペアのメンバーの姿を見つけると、遠くから「栗ちゃん頑張れ~」と声援。視覚障害者で今回は応援に回った松永由美さん(56)は「栗ちゃん」とハグ。「目に障害があるランナーは、声掛けや触れてもらうことで元気が伝わる」と話した。

 ◆いとこ同士振り返る
同3時 おもてなしエリアで合流した冨田友加里さん(31)=福岡市西区西浦=と橋本貢さん(29)=糸島市潤=はいとこ同士。冨田さんは3回の出場でベストの5時間9分。地元西浦で家族の応援を力に、ゴールまでスパート。冨田さんの勧めで初マラソンに挑んだ橋本さんは5時間29分で目標通り。練習成果を発揮し、2人でレースを振り返っていた。

 ◆台湾人夫婦、べた褒め
同3時30分 40代の台湾人夫婦が6時間25分で同時フィニッシュ後くつろぐ。「コースがとても美しく、給食や給水もよい。応援者やボランティアが非常に熱心。また来たい」と大会をべた褒め、心底満足そうだった。

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