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いま福吉が熱い ファミリー層増え、新店や宿も次々

2019.08.1

7月8日オープンの「アンガス」糸島大入店。海を眺めながらステーキを味わえる

 JR大入駅前のステーキ店が話題になり、泊まれる場所が急に増えたと評判の福吉。糸島市内でここ1、2年の変化が目立つエリアの一つ、二丈地区の福吉校区。どんな変化が起き、背景に何があるのか。

 ■ゲストハウス、民泊

 手縫いの革製品とニュージーランド雑貨が並ぶあか抜けた店「ブレスレザー」は昨年3月、同市・一貴山校区内から二丈福井に移った。店と工房が一体で、革細工体験のワークショップも開かれ、地元の主婦仲間や家族連れなど幅広い年代が顔を並べる。

 同店オーナーの井手英史(えいし)さん(34)と妻絢子さん(33)は「この冬切(ふゆきり)という所は新しい人が20年入ってなかったとかで、地元の人たちにすごく良くしてもらっている」と福吉生活に満足そう。

 二丈吉井の懐石「浮岳茶寮」は、季節料理を楽しむ市外、県外ファンが多い。その敷地内に今月中旬、1棟貸しで泊まれる「オーベルジュ山ぼうし」がオープンする見込み。「泊まって糸島をゆっくり楽しんでもらいたい」とオーナー。他に福吉には、この1年数カ月の間に、ゲストハウスや民泊が少なくとも三つ開業している。

 ■移住者も増加

 福吉校区の人口は、2010年の糸島市制発足時に比べると180人減り、今年3月末の人口は4017人。減少率4・29%は、糸島市内の人口減少校区の中で4番目に低く、「ファミリー層の転入もあっている」(同市地域振興課)。高齢化が進む中で移住者が一定数増え、健闘しているといえる。

 ■精力的な情報発信

 「福吉ジャズ」名で4年半前から地域情報発信を行っている井口賢治さん(47)=二丈福井=が先月20日、福吉校区の主な飲食店、雑貨店、観光スポットなどを載せた「福吉ぶら地図」の最新版(第17版)をウェブに上げた。店の外観や料理写真もあり、地域住民や校区外の福吉ファンは重宝している。

 九州大大学院農学研究院助教の佐藤剛史さん(45)は「福吉の良さは、生活と文化、自然環境と食べ物がすごくいいバランスであり、生活を土台にしたツーリズムが魅力的なこと」と語る。10年前に大入に移住。赤米田んぼアート、ビアファームなど新規イベントを生み出し、フェイスブックを使った情報発信も精力的に行ってきた。

 二人に共通しているのは、福吉の魅力を発信し交流人口、関係人口を増やし、福吉にお金を回し、定住人口増につなげ、ひいては地域住民の幸福度を高めたいという願いだ。地域住民と移住者の交流も進み、それが少しずつ形になっている。

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