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そばの鳥居上空に広がる天の川(8月撮影)。鳥居に載せられた多くの石が夜空を楽しく見上げているかのようだ
自然豊かな地として観光客でにぎわう糸島エリア。その海辺や山々の風景は、朝焼けや夕焼け、そして星々が輝く夜になると、幻想的な世界に変身する。星空と景色を合わせた「星景写真」を撮り続けている写真愛好家、大久保義昭さん(75)=糸島市志摩初=の果てしない広がりを感じさせる作品を紹介する。
大久保さんが朝夕、無心になってシャッターを切る時間帯は「マジックアワー」と呼ばれる。日が水平線近くで輝いているときは、空や雲が燃え上がるようにオレンジや赤に染まり、日が水平線の下にあるときは、紫や濃い青のグラデーションが空や海面に現れる。
夜になると、小さな無数の輝きでにぎやかになる。神秘的な宇宙から降り注ぐ満天の星、玄界灘沖に連なる漁火、そして遠い対岸で後光を発するかのような街の灯り。さまざまな光のショーが演じられている。
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近くで2020年7月に撮影したネオワイズ彗星。海上には漁火が並ぶ。この彗星が次に太陽に近づくのは5000年以上先とされ、ロマンをかき立てる
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近くの海岸にそびえる岩(3月撮影)。まるで、海から上陸してきたゴジラ。日の沈む姫島を振り返っているかのようだ。
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右側の水平線に漁火が見える。
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右側の水平線に漁火が見える。
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空には三日月と木星が浮かぶ。(11月撮影)
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大空の支配者が現れたような雲の表情が印象的だ。
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