昭和の糸島#421

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姫島で交通安全教室   昭和54年7月

 夏の交通安全県民運動(7月21日~8月20日)が始まるのを前にした7月18日、糸島郡交通安全協会芥屋支部が志摩町姫島で子どもから大人までを対象とした「交通安全教室」を開いた。

 管内にいくつもの海水浴場があり、夏休みには多くの行楽客でにぎわう糸島は、夏場には交通量も増えるため、前原警察署では例年、交通安全の啓発活動や交通安全教室の開催、交通取り締まりの強化などを行い、館内住民の安全に努めている。

 姫島には志摩中学校姫島分校の生徒9人、姫島小学校の児童21人がいる。普段、島内では交通事故の心配はないが、夏休みになると島の外に出ていく機会も増えることから、事故に遭わないようにと同教室が開かれた。

 漁港前広場には信号機や横断歩道が設置され、参加した人たちは前原署員や交通指導員から「横断歩道では左右をよく確認して、手を上げて渡りましょう」などと説明を受け、渡り方を練習した。また、自転車の乗り方の指導のほか、室内では映画で交通事故に遭わないための学習もした。

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