19競技、12月にかけ各大会
最高気温が30度を下回るようになり、過ごしやすくなってきた。8日には、糸島市最大級の体育イベントである第14回市スポーツフェスティバル(市、市スポーツ協会主催、市教委、糸島新聞社など後援)の総合開会式が、市運動公園多目的体育館で初めて開催された。
バドミントンやソフトボール、バスケットボールなど19の競技が、12月にかけて競技ごとに大会を行う。
8日はあいにくの雨となったが、総合開会式は今年7月にオープンしたばかりの真新しい体育館で開かれ、各競技の代表が集合。同協会の庄嶋廣晴会長は「待望の体育館で開会式ができることを共に喜びたい。出場選手は新型コロナ感染対策を十分にしながら、日ごろの練習成果を発揮して、素晴らしい大会にしてほしい」とあいさつ。
市フォークダンス協会の藤波孝子さんは「素晴らしい施設を作っていただき、ありがとうございます。この感謝の気持ちを胸に、楽しく、正々堂々とプレーすることを誓います」と選手宣誓。
新型コロナの影響で中止されていたアトラクションも4年ぶりに復活。新体操の選手たちが華麗な演技を披露し、大会に花を添えた(成績は次週号に掲載)。
フォークダンス 爽やかに軽快に
前原コミュニティセンターでは8日、糸島フォークダンス協会主催の「フォークダンスのつどい」が開かれた。サークル活動でフォークダンスを楽しんでいる人など市内外から約50人が参加。ベストやスカートなどの衣装をおしゃれにまとい、おなじみの「マイム・マイム」など世界各地のダンスを音楽に合わせて軽やかに踊った。
同協会の藤井正信会長は「フォークダンスは、音楽を聴きながら体を動かす有酸素運動。パートナーと話しながら踊ることもでき、心地よいスポーツです」と話していた。
小学生バレーは6チームが熱戦
糸島市桜野小学校の体育館では、小学生バレーボール競技が行われ、市バレーボール協会に登録する6チームが熱戦を繰り広げた=写真。
予選リーグAコート第1戦では、深江ジュニアフレンズと男子チーム東風カブトが対戦。ボールを拾ってはつなぎ、押しつ押されつの展開ながら東風カブトが2セット先取。「まずは勝ててよかったです」とキャプテンの新山心陽さん(12)は笑顔を見せた。
コートには、チームメートを励まし、気合を入れる掛け声が飛び交い、応援に駆け付けた保護者らは手に汗握りながら観戦。共にスポーツの秋を楽しんだ。
剣道団体戦は18チーム対戦
市スポーツフェスティバルの剣道競技(兼第46回糸島剣道祭)が8日、市運動公園多目的体育館メインアリーナで開かれた。
小学低学年2人、同高学年2人、中学生2人、一般1人の7人による団体戦が行われ、10団体18チームがトーナメント方式で対戦。
小中学生は試合時間3分3本勝負、一般は4分3本勝負で手に汗握る熱戦を繰り広げ、選手たちが日ごろの練習成果を余すところなく発揮していた=写真。