ママライターの『糸島で見ぃつけた!』 —にぎやかな泊のハロウィン—

合言葉でお菓子いっぱい

 糸島市の泊一公民館広場で10月29日、地元の住人主催のハロウィンパーティーが開催された。参加したのは、泊や近辺地域に住む親子。お化けや人気キャラクターなどの仮装に身を包んだ約50人の子どもたちが「とまりのハロウィン」を合言葉に、大人たちからお菓子を受け取った。お互いの仮装を得意げに見せ合い、手提げ袋いっぱいにお菓子をもらった子は「こんなにもらえたよ!」と満面の笑みだ。

お菓子をもらう仮装した子どもたち

 泊の飲食店をはじめ、商店や施設の協力があり、お菓子は無料で配られ、ジュースやおにぎりなどの販売も行われた。夕暮れまで続いたにぎやかなパーティーに、地元に住む小学6年生の男の子は「今まで伝統的な祭りはあったが、新しい行事は初めて」と話す。

ハロウィンを楽しむ参加者たち(鈴木和久さん提供)
もらったお菓子を食べる家族(鈴木和久さん提供)

 実行委員会の田中のりこさん(43)は「子どもが喜ぶハロウィンをやりたくて企画した。人が集まるか不安もあったが、みんなに楽しんでもらえてよかった」とイベントの成功に安堵(あんど)する。さらに「たくさんの人の協力もあり形ができたので、来年もやりたい」と次回の開催へ意気込みを見せた。

とまりのハロウィン実行委員メンバー
実行委員の田中夫妻

ママトコラボ取材班 朱雀 亜唯美

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