糸島市「二十歳のつどい」

新体育館で再会を喜ぶ

 あたたかな日差しの中、糸島市の「二十歳のつどい」が8日、市運動公園多目的体育館で開かれた。前回まで中学校区別に6会場に分散して行われていたが、昨年7月に同公園が開園したことで、初めて市内の20歳が一堂に会して式典を開催することができた。

恩師のもとに詰めかけ、再会を喜び合った

 真新しい会場には、あでやかな振袖姿など正装に身を包んだ20歳の若者614人が集い、華やかな雰囲気に包まれた。会場のあちこちでは、再会を喜ぶ姿や着飾った友人と「誰だか分からない」と笑い合う姿が見られた。

 20歳を迎えた田中希音さんの司会で開式。月形祐二市長は式辞の冒頭で、地震で亡くなった方に哀悼の意を表し、二十歳のつどいが無事開催できることを感謝した。「大人に必要なのは覚悟と責任。困難なことや新しいことへ挑戦する時に、状況をしっかり受け止め、自分の道を選ぶ覚悟と責任をもってこれからの人生を切り拓いていってほしい」と言葉を贈った。来賓の祝辞に続き、加藤慎さん、吉村慎太郎さんの2人が二十歳の誓いを述べた。就職2年目となる吉村さんはこれまで出会った多くの方への感謝について言及。結びには「今日の日を一番喜んでくれているのは両親。感謝の思いを伝えよう」と呼びかけた。

 会場内には、恩師のコーナーが設けられ、小学校6年時と中学3年時の担任だった教師がお祝いに駆け付け、大きく成長した児童、生徒の姿を見守った。

 前原東中で担任を受け持った上田暁先生(44)は、生徒が20歳の自分に宛てて書いていた手紙を持参し、懐かしい顔を見つけては手渡した。駆け寄る生徒らに「かわいかったあの頃の面影がある」と頬を緩ませた。

 対象者となる糸島市の2003年4月2日から04年4月1日生まれは、972人(前原759人、志摩121人、二丈92人)と前年より10人減(2023年9月19日現在)。

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