桜野コミセン
糸島市志摩の桜野コミュニティセンターで1月27日、子どもたちが力を合わせ、超ロングな恵方巻き作りに挑戦した=写真。新型コロナの影響で、4年ぶりのチャレンジ。約14メートルの太巻きが完成し、過去最高記録を達成した。
恵方巻きは、もともと関西から広まった節分の縁起物。その年の恵方(縁起のよい方角)に向かい、太巻きを一本丸かじりすると、幸運が舞い込むとされる。
「さくらのギネスに挑戦」と銘打って行われた恵方巻きづくりには、桜野小の児童や保護者、ボランティアら約40人が参加。長机を8台つなげ、巻き簾(す)に敷いたノリの上に酢飯を薄く広げた。卵焼きや刻んだカツオ菜、ニンジンなど7種類の具材を彩りよく配置。
横一列に並んだ参加者が、掛け声とともに息を合わせてノリを巻くと、長さ14・35メートルの恵方巻きが出来上がり。参加者たちが分け合い、今年の恵方「東北東」を向いて口いっぱいほおばった。