【糸島市】《糸島新聞連載コラム まち角》

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 「いつもチャリをこいで、田んぼ道を爆走しているんです」。糸島が舞台の一つとなるNHKの連続テレビ小説「おむすび」の取材会が糸島市役所であった。記者会見した出演者のみなさんの話は、一言一言味わいがあり、ドラマの世界へどんどん引き込まれていった。中でも、印象深かったのが主人公の結(ゆい)を演じる橋本環奈さんの言葉だ▼NHKのドラマ情報によると、結はポジティブに生き、自分を思いっきり楽しんでいく「ギャル」。どんなときでも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を持ち続け「やっかいで、すばらしい世界」をパワフルに駆け抜けていくという。自転車の爆走と、ギャル。何とも、はつらつとしたイメージがある取り合わせだ▼秋から始まるドラマを、どんどん引っ張っていくであろうギャルについて、もっと知りたくなり、ネットで調べてみた。すると、ギャルを企業や団体の会議に送り込み、若者に突き刺さるような新しい可能性の「タネ」の発見につながる事業を展開している会社を見つけた▼CGOドットコムという名の合同会社。「ギャルマインドで、世の中をアゲ(魅力的)にしていこう」と、ギャルの生き方に感化された女性が立ち上げた。同社のホームページ(HP)によると、ギャル参加の会議にはルールがあり「肩書き・役職関係なし!」「タメ語で話そ!敬語は『禁』」など▼ギャルマインドとは、どんなものか。HPでこんなふうに説明する。「『好き』を貫く姿勢、自身の欲望や直観に従う勇気、ポジティブな思考」。ギャルといえば、ルーズソックスなど外見上のファッションに目が向きがちだが、実は「自分はこんな生き方をする」といった、内面にしっかりとした軸を持っているという。平成・令和の荒波をたくましく突き進むヒロインの結。ギャルの生き生きとした表情で、みんなを元気づけてくれるだろう。

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