パリ五輪陸上女子やり投げ
パリ五輪陸上女子やり投げで10位に入った糸島市出身の上田百寧選手(25)が11月29日、同市二丈の福吉小(安河内勇一校長)を訪れ、「夢を叶える」をテーマに、5・6年生約60人の前で講演会を行った=写真。
安河内校長が、上田選手の小学5、6年時の担任だった縁で講演が実現。
上田選手は「五輪では緊張した?」など、児童からの質問に答える形で、やり投げを始めたきっかけや日々の練習内容などについて語り、「つらいとき、心の支えは?」との問いかけには「家族の存在は大切。あと、友達に話を聞いてもらうこと」、今後の目標については「来年の世界選手権で優勝するためにも、毎日の練習で少しずつでも成長したい」と明かした。
上田選手は最後に「私が大切にしているのは、努力し続けること。五輪に出たいという気持ちはずっとあったけど、本当にそこにたどり着けるのか、自信はなくて。でも、それでもずっと努力し続けることで、目標を達成することができた。皆さんも自分の目標とか、自分がなりたいものにどう取り組んだらなれるのか、自分に今何が必要なのかを考えて、やりたいことにどんどんチャレンジしていってほしい」と子どもたちに語りかけていた。
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