糸島市で国際バトミントン大会
糸島市の市運動公園多目的体育館で21、22日の両日、バドミントンの国際大会(JAPANDA主催)が開催された。日本を含む台湾、韓国、中国、香港など世界9カ国から延べ340人が参加し、多言語が飛び交う中、白熱した試合が繰り広げられた。
開会式では、JAPANDA代表のヘンデル・リンさんが「言語の壁を越えてみんなで楽しめる大会にしたい」と中国語であいさつ。その後、英語と日本語での通訳も行われ、選手や観客にメッセージが伝えられた。また、中国の伝統芸能「変面」のパフォーマンスが披露され、会場は歓迎ムードに包まれた。
試合は年代別に、中学生、高校生、社会人などの部門に分けて行われ、大会運営には、地元の糸島高校バドミントン部の部員たちが参加し、進行を支えた。
ヘンデル・リンさんは1995年、中国からバドミントン選手として来日。その後、福岡を拠点に同競技の指導などを続ける中で、「いつか国際大会を開催したい」という夢を抱き、このたび念願の初開催を実現した。
(糸島新聞社ホームページに地域密着情報満載)