【糸島市】ママライタ―の『糸島で見ぃつけた!』 —食と音楽、ものづくりで交流—

「いきいき食堂」

 糸島市二丈の一貴山コミュニティセンターで月に一度、「しゃべり場つくり隊」が主催する「いきいき食堂」が開かれている。

 昨年5月にスタートした地域食堂。「地域のお母さんたちが調理してくれています」と代表の肥田美恵子さん。利用料は、中学生以下無料、高校生以上300円。使用する食材はフードバンクや地元企業、地域の住民からサポートを受けている。

レシピの話など調理場でも交流が

 「いきいき食堂」の特徴は、「食・音楽・ものづくり」をテーマに多世代交流の場をつくっていること。地域の方の演奏を聞きながら食事が楽しめるだけでなく、体験もできる。ピアノや、誰でも練習すれば演奏できるブンネ楽器のスウィングバーギター、糸島の間伐材で作った箱型の打楽器カホンなど、さまざまな音色が笑い声と共に会場に響く。

 校区の人を対象とした地域食堂が多い中、誰でも利用できるのも特徴。「ここでの体験を生かし、校区ごとに地域食堂ができて交流の輪が広がってくれたら」との思いからだ。幅広い世代が訪れる居場所。「どんどん交流してほしいですね」と肥田さんは語る。

ママトコラボ取材班 高山敦子

糸島新聞社ホームページに地域密着情報満載)

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