朝ドラ「おむすび」では糸島自慢の食材が数多く登場する。海の幸・山の幸の彩り豊かな糸島の食卓に、ぴったりなお酒とは-。「酒みせ ちきゅう屋」の主(あるじ)末松ひろしさんに聞いた。

お酒には一本一本手書きの説明書きが添えられている
「おすすめは糸島の日本酒『可也』。食材そのものの味を邪魔しないので野菜にも合います」と末松さん。その土地の水によって味が決まるという日本酒。糸島の地酒は口当たりが優しく飲み慣れない人にも受け入れやすいため、海外のお客さんにもお薦めだという。
また、ドラマの中で登場する「雷山」というお酒について問い合わせがくることも。実在はしないが「水で割っていたので、焼酎だと思う」と末松さんは推測。「仮につくるとしたら、糸島産の麦を使った麦焼酎。5年くらい貯蔵して淡い琥珀(こはく)色にしても面白い」と想像を膨らませた。
「今後も、糸島ならではの視点でお酒の魅力をアピールしていきたい」と語る末松さん。糸島の自然や歴史、人々との交流から生まれるアイデアを織り込みながら、お酒プラスアルファの楽しみを発信している。
(地域特派員・榮鮎子)
(糸島新聞社ホームページに地域密着情報満載)