福岡市海づり公園
福岡市西区の福岡市海づり公園で2日、「節分の日釣り大会」が開催された。この日は朝から小雨が降ったため、キャンセルが多く参加者は少なかったものの、訪れた家族連れや釣り愛好家たちは寒さに負けずに竿(さお)を振った。
そんな中、サヨリを釣り上げたのは春日市から参加した矢壁美香さん。息子の賢伸くん(9)も大喜びで駆け寄った。矢壁さん親子は週に一度、海づり公園を訪れる常連。釣り歴は2年弱という賢伸くんは自ら仕掛けを作り、周囲を確認しながら慣れた手付きで仕掛けを投げる。「魚が掛かった時に竿先がビクビクっとなる瞬間が楽しい!」と話し、昨年12月には56センチのヒラメを釣り上げたと笑顔を見せた。

海づり公園では、釣り道具やライフジャケットの貸し出しがあり、柵も整備されているため、子どもや初心者も安全に釣りを楽しむことができる。指導員の岩隈成俊さんは「最近は海外からのお客様も増えました。仕掛けや釣り方など指導員がレクチャーするので、初心者や家族連れの方も安心して楽しんでほしい」と話した。釣り大会終了後は、タイのあら汁が振る舞われ、参加者たちは冷えた体を温めていた。
ママトコラボ取材班 柳詰紘子
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