【糸島市】朝8時台の事故 注意喚起

6日から春の交通安全県民運動

 「飲酒運転の撲滅」などを運動の重点に、春の交通安全県民運動が6日、スタートする。3月4日付で糸島署に赴任した新飼智晴交通課長に、同署管内の交通事故状況を聞いた。同運動は、15日まで。

 同署管内(糸島市)の今年1月1日から2月28日までの交通事故発生状況は、人身事故40件(前年同期比5件増)、負傷者53人(同6人増)、死亡事故0件(増減なし)、物損事故423件(概数、同19件増)となっている。

 新飼課長は「通勤・通学時間帯の朝8時台の人身事故が11件と、前年同期比6件も増えている。昨年は1年間通しても18件だったので、突出している。一歩間違えば大きな事故につながりかねないので、早めに外出準備を行うなど、時間と心に余裕をもって安全運転を心がけてほしい」と注意を促した。

 年齢別でみると、30代が10件(同比6件増)、50代も10件(同比2件増)。また高齢者が関わる事故が15件(同比2件増)で全体の4割弱を占める。事故原因別では、出合い頭が12件(同比2件増)と最多で、追突が11件(増減なし)、右左折時が7件(3件増)と続いている。

 新飼交通課長は「4月は小学校の新1年生が交通社会に初めて参加する時期。保護者、教職員の皆さんにお手本となってもらい、子どもたちに正しい交通ルールとマナーをしっかり教えてほしい」と強調した。

期間中の主なイベント
交通安全キャンペーン
 JR筑前前原駅で7日午前7時半から
 イオン糸島店で10日

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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