児童1人当たり2万円
糸島市は、エネルギーや食料品価格などの物価高騰による負担が大きい低所得のひとり親世帯への支援策として、児童1人当たり2万円の「ひとり親生活応援給付金」を支給する。
対象となるのは、3月31日の市の住民基本台帳に記録され、市から3月に支給された、2月分の児童扶養手当を受給しているひとり親世帯。同手当の基準に従って、原則18歳まで(特別児童扶養手当を受給している場合は20歳まで)の子ども1人当たり2万円を支給。
世帯対象児童数は1,500人を想定。申請が不要なプッシュ型で、同手当支給口座に振り込まれる。事業費は総額約3,040万円で、財源は国の昨年度物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用している。市ホームページを通じて周知と、対象者への通知発送を行い、4月の広報でも周知。中旬に支給決定通知を発送し、下旬には実際の給付を予定している。
市子ども課は、「入学シーズンなどで支出が増える時期に少しでも早く支援を届けたい」と話している。
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