「ごみゼロ青春探検隊いとしま」
長年にわたり社会奉仕活動に従事し、顕著な実績を挙げた個人や団体に授与される緑綬褒状を受けた糸島市の「ごみゼロ青春探検隊いとしま」のメンバーが5月23日、糸島市役所を訪れ、月形祐二市長に報告を行った=写真。

同団体は1998年から26年間にわたり、国道202号線をはじめ市内各所でごみ拾い活動を続け、環境美化に貢献。定期的な会合や役職を設けず、隊の趣旨に賛同した約15人のメンバーが各々、自由な時間に好きな場所で活動に取り組んでいる。
訪問には同団体のメンバー14人らが参加。発起人の酒井忠彬さん(88)は「海岸線や森林、河川、田園、街並み、素晴らしい環境を次世代に残したいとの思いから、できることを無理せず、楽しく続けてきた」と振り返る。
月形市長は「酒井さんに最初に会ったときに言われた言葉、『拾う人は捨てない。捨てる人は拾わない』という言葉が胸に焼き付いている。皆さんの地道な活動が、今の糸島の景観維持につながっている」と労いの言葉をかけた。
酒井さんは「活動を続けている限りは青春。これからも糸島の環境美化のためにみんなで取り組んでいきたい」と語った。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)