可也幼稚園
糸島市志摩の可也幼稚園で7日、大東建託の呼びかけによる木育イベント「間伐材を使用した『オリジナルペン立て』つくり」が行われた。年中児55人が参加し、木の板に思い思いの色を塗って、世界に一つだけのペン立てを完成させた。
同社の地域貢献活動の一環。森を育てるうえで間伐がなぜ大切かを紙芝居で紹介し、実際に間伐材のスギで作ったペン立てキットに触れながら、香りや手触りを楽しんだ。

その後、子どもたちは木の板に色鉛筆で色を塗ったり絵を描いたりして、ペン立てを仕上げた。キットは突起付きの4枚の板を組み立て、ゴムで固定するシンプルな仕組み。完成した作品を手に「お兄ちゃんにあげる!」「おやつ入れにしようかな」と得意げに見せ合った。
大東建託の担当者は「間伐材の香りや手触りを通して、子どもたちに木材の温かみを感じてもらえる機会になればうれしい」と話した。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)