【糸島市】ハワイの学生出演 原爆の物語伝える

8月4日、ミュージカル

 終戦から80年の節目を迎えるにあたり、広島で被爆し、折り鶴に平和の祈りを込めながら12歳で亡くなった佐々木禎子さんの実話をもとにしたミュージカル「PEACE ON YOUR WINGS(ピース・オン・ユア・ウィングス)」8月4日、福岡市民ホール(福岡市中央区)中ホールで開かれる。

 佐々木禎子さんは2歳の時、広島で被爆。小学6年の時に白血病と診断され、「生きたい」という願いを込めながら折り鶴を折り続け、8カ月の入院生活の末、亡くなった。原爆の悲劇として国内外で広く語り継がれ、平和記念公園に立つ「原爆の子の像」のモデルとなった。

 出演は、ハワイの6歳から18歳の学生が所属する音楽芸術団体「Ohana Arts(オハナアーツ)」。同ミュージカルは米ニューヨークなど世界15都市で上演され、日本では2023年の広島公演に続く2度目となる。主催は、広島・長崎被爆80年福岡平和ミュージカル2025実行委員会(笠信暁実行委員長)。

 当日は、午後1時と同6時の2回公演。国や世代、言語の壁を越えて子どもたちが歌と演技で平和の大切さを伝えるこの舞台に向け、7月上旬よりクラウドファンディングを開始。

全席4,500円。
詳細は公式サイトを参照
問い合わせ=同実行委員会 080(7600)2767

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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