【糸島市】市消防団訓練記録会 研さんの成果を披露

 第3回糸島市消防団訓練記録会(県消防協会糸島支部主催)が19日、同市志摩初の市交流プラザ志摩館前駐車場で開かれた。市内14チーム(前原地区6、志摩地区4、二丈地区3、女性班1)が参加し、日ごろの訓練成果を余すところなく披露した=写真。

 訓練記録会は、消防操法大会の県大会がない年に隔年で開かれており、実際の火災を想定して行うため、操法のように番員や細かな動作などの取り決めをなくし、指揮者の指揮のもと、各団員が協力し合い活動を行う。審査も市消防本部職員ではなく消防団員が行うことにより、消火活動での安全管理スキルを強化する。

 開会式で、石郷弘太郎団長は「日ごろの訓練成果を十分発揮されるよう期待しております」と訓示。

 防火服姿の各分団員がポンプ車と小型ポンプを使い、ホースを延長して筒先を構え、「火点」に狙いを定めて放水していた。また、9月開催予定の第6回県女性消防操法大会に向けて練習を続けている消防団本部女性班による軽可搬ポンプ操法の展示も行われ、会場からは大きな拍手が送られた。

 団員の家族や関係者、来場した市民に楽しんでもらおうと、志摩中央公園には市消防団応援の店に加盟しているキッチンカーも出店し、にぎわっていた。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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