MOA糸島絵画教室
子どもたちが興味を持ったものを絵画で表現し、情操を育むことを目的とした「第2回MOA糸島絵画教室in長糸」(MOA美術館糸島児童作品展実行委員会主催、糸島美術協会ほか協力)が7月24日、糸島市の長糸コミュニティセンターで開かれた。

夏休みの一日を絵画制作に取り組み、作品展に出品してもらおうと呼びかけたもので、長糸小学校の児童13人が参加。美術協会の関係者らが各テーブルに入り、スケッチの方法などを指導しながら、一日かけて水彩絵の具やクレヨンを使って作品を仕上げた。

昼食には、地域のボランティアが郷土料理のそうめんちりを用意。おにぎりや漬物などと一緒にみんなで食卓を囲み、和やかな時間を過ごした。
事前に、実行委員会メンバーが参加児童と面談し、「何を描きたいか」を明確にするため「好きなものは?」「長糸といえば?」といった質問を投げかけ、イメージを膨らませた。気持ちに合わせたモチーフ写真も準備し、当日は大きな画用紙に思い思いの作品を描いた。
完成した作品はMOA糸島児童作品展に出品し、10月4、5日に開かれる糸島市民まつりでも展示される予定。会場の1つである志摩歴史資料館に、受賞作品とともに並べられ、当日はピアノ演奏会も行われる。また、同館のスタンプが入った特製木札を、実行委員会メンバーが手作りし、来場者にプレゼントする。
「子どものドキドキワクワクが伝わる作品ばかり。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)