ヨット男子 シングルハンダー級
第53回全九州高等学校ヨット競技大会が6月20日から22日、沖縄で開催され、男子シングルハンダー級(1人乗り)に出場した江藤直柔(なおなり)選手(佐賀県立唐津東高校3年・糸島市二丈)が優勝した。7レースの総合成績でトップに立ち、12日から行われる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への切符を手にした。

江藤選手は7月22日、糸島市役所を訪れ、月形祐二市長に優勝を報告。ヨット競技の経験者でもある市長と談笑しながら「黙々と帆走し、セーリング練習を積むことが大事」と激励を受けた。

ヨット競技は、風を読み、帆を操って進む技術が問われ、自然との駆け引きが魅力。沖縄大会は微風という難しいコンディションだったが、勝敗を大きく左右するスタートが「思うように切れた」と振り返る。後輩との接戦を制し、九州の頂点に立ったが「課題も残った」と分析。「インターハイでは全国6位以内を目指したい」と意気込みを語った。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)