まだまだ暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか? 暦の上では20日が彼岸入り。いよいよ秋のはじまりです。秋のお彼岸と言えば「おはぎ」。おはぎは秋の七草の一つである萩(はぎ)の花にちなんで、秋のお彼岸にお供えする習慣があります。おはぎに加えて、秋が旬である果物(ぶどうや柿、梨など)を供えることもあります。

季節の変わり目であるお彼岸は自律神経など体調不良が起こりやすい時期です。加えてこの猛暑で、夏バテを引きずっている方も多いと思います。仏様におはぎや果物をお供えした後は、ぜひご自身で食べてほしいです。小豆や果物の糖質は、食物繊維が含まれており過剰に食べなければ血糖値の上昇も穏やかだと言われています。おはぎを選ぶ時は「甘さ控えめ」のものがおススメですよ。楽しい秋を迎えるために、質の良い糖質摂取を心がけてください。
(すごくからだにやさしい食育プロジェクト代表・浦川恵子)
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)