伊都文化会館
糸島市吹奏楽団の第30回記念定期演奏会が8日、糸島市の伊都文化会館大ホールで催された=写真。節目を記念してオットリーノ・レスピーギの交響詩3部作の「ローマの祭り」の演奏にチャレンジ。吹奏楽の醍醐味(だいごみ)を感じさせる演奏会となった。
「ローマの祭り」は、ローマの時代ごとの祭りを描いた作品。同楽団ミュージックアドバイザーの本村孝二さんの指揮で、古代ローマ時代の闘技場で行われた祭りで沸き立つ観衆の興奮を迫力たっぷりに奏でるなど、25分にわたる演奏が続き、会場の人たちを魅了した。
また、「バンドのための『ゴジラ』ファンタジー」など、なじみのある曲を取り上げたポップスステージもあり、楽団と観客が一体となって演奏を楽しんだ。同楽団の田中孝代表は「吹奏楽、音楽の楽しさ、感動をより一層お伝えできるようレベルアップを図りながら頑張っていきます」と話していた。
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