【糸島市】「市民交流センター」開館

子育て相談窓口も まちづくりの拠点

 市民によるまちづくりを推進する拠点施設となる「市民交流センター」(糸島市前原西)が1日、開館した。1日、同センターで開館式典が行われ、市民の多様な活動を支援し、交流を促進するための活動の場として生まれ変わった同センターに、月形祐二市長は「このセンターは市内に点在していた11の施設、団体を集約し、市が進める公共施設総合管理計画第1期アクションプランのリーディングプロジェクトとして整備を進めてきた。市民の皆さまの利便性が向上し、各施設、団体間の交流も活発化するなど、相乗効果を期待している。このセンターが公共施設の在り方の今後のモデルとなり、市民の皆さまにも愛される施設となるよう、今後も取り組んでまいります」と述べた。

月形市長ら5人によるテープカット

 旧市役所新館(7階建て延べ床面積2,974平方メートル)を事業費約5億9,000万円かけて大規模改造し、整備した同センターには、1階に「市こども家庭センターいとハピ」が入る。

 いとハピは妊娠・出産・子育てに関する相談に加え、子ども自身の悩みや教育、「こどもの権利」に関する相談などを受け付ける「こども・子育て総合相談窓口」を新たに設置。

 子どもに関わる様々な相談にワンストップで対応するため、市健康福祉センターあごら(同市潤)にあった「市子育て世代包括支援センターいとハピ」を移転・改称。妊産婦、子育て世帯、子どもに対して幅広い支援を行う機能強化を図った。

 2階にはNPO・ボランティアセンターとボランティア派遣事業事務局、国際交流協会、ふるさとハローワーク、3階にはテレワークセンター、福岡マラソン糸島協力会、スポーツ協会が入居。

 4、5階は市民が利用できる会議室や、飲食もできる調理室、大きな鏡があり床がフローリングの多目的室など。6階には男女共同参画センターラポール、人権センター、糸島保護区保護司会が入る。

まちづくりの拠点として開館した市民交流センター

こども・子育て総合相談窓口
利用時間:午前8時半から午後5時15分(申請により午後10時まで利用可)、
休館日:日祝休日と年末年始(詳細はQRコード参照)

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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