志摩中央公園
全国の人気ハンドメイド作家約150人が集まる「糸島ハンドメイドカーニバル」が4月25日から27日、糸島市の志摩中央公園プロムナードで開催された。3日間とも好天に恵まれ、訪れた約1万6千人は雑貨やアクセサリーなど個性あふれる一点物を手に取り、お気に入りの作品を買い求めていた。

同イベントは毎年4月と10月に開催され、今年で13年目を迎えた。会場内には、お楽しみスタンプラリーや自衛隊車両展示エリア、ワークショップエリアが設けられ、買い物以外でも幅広い世代が楽しむ姿が見られた。また最近の編み物ブームを受けて、26日にはニットピクニックが行われた。
初日に糸島市内から訪れた50代の女性は、帆布のトートバッグを販売する「sun sabo」でバッグとポーチを購入。「とても使いやすくて、10年以上何回も買い直しています」と笑顔を見せた。店主の岡橋貴子さん(51)は「リピーターはとてもありがたい。流行に流されず、シンプルで長く使えるものを作っている」と話し、長年愛される商品づくりへの思いをにじませた。

また、会場の一角に設けられた「旨(うま)いものエリア」には、糸島市内の人気飲食店やキッチンカーなど19店舗が出店。買い物の合間に立ち寄る来場者でにぎわい、笑顔とともに地元の味を楽しんでいた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)