【糸島市】121人が大物狙い

糸島船釣り大会

 第4回糸島船釣り大会が18日、糸島市志摩の船越漁港を発着点に開催された。県内外から集まった釣り愛好家121人が15隻の遊漁船に分乗。長崎県・壱岐島近海で、タイラバによるタイ五目釣りに挑戦した。

優勝船の「鵃(みさご)」

 出港は午前5時。約1時間半でポイントに到着すると、風と高波、うねりが参加者を迎えたが、竿を握る手には力がこもった。納竿の午後1時半まで、タイやアオナ、マハタ、アラカブなどが次々と釣り上げられた。

87㌢のタイを釣り上げて優勝した谷口愛華さん(20)

 初めての海釣りで9匹を釣り上げた、福岡市西区の浦香緒里さん(41)は「魚の引きが強くて、充実した釣りだった。魚は刺身や煮付けで味わいたい」と笑顔を見せた。「九州タイラバの会」からは5人が参加し、会長の徳永正次さん(67)は「これだけの大規模な大会が開催されるのはすごい。タイラバ釣りを楽しめた」と話した。

 2022年にスタートしたこの大会は、糸島市前原中央の「呑美(のみ)や ふぅ」店主、西村真治さん(50)が「少しでも漁師の助けになれば」と企画。金成丸船長の田中昭昌大会会長は「昨年よりも多くの参加者に来てもらい、遊漁船が活気づくのはうれしい」と喜びを語った。

優勝船長の楢崎さん
釣った魚を捌くサービスも(有料)

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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