そろそろ梅が店頭に並び始める季節ですね。梅干し、梅酒など、「今年は何を作ろうかな~」。そんな声をよく耳にするようになりました。私も昔は実家の梅の木の実を使って、母と一緒に梅干しや梅酒を作っていましたが、特に梅干し作りは手間暇のかかる作業だったことを覚えています。

きれいに洗う、ヘタ取り、塩漬け、天日干し…カビとの戦いでした。さて、この時期に保存食として作る梅干し、梅エキスなどですが、どのような栄養が含まれているかご存じですか。疲労回復や食欲増進につながる「クエン酸」、身体づくりには欠かせないミネラルの「鉄分、カリウム」、そして梅干しには抗菌作用も期待されるので、お弁当の腐敗予防にもおススメです。
梅干しを店で購入する場合は「塩分が高すぎない物(20%以下)を選ぶ」「着色料(赤○号と記載)を控える」ことがおススメ。上手に選んで梅パワーで夏を元気に乗り越えましょう!
(すごくからだにやさしい食育プロジェクト代表・浦川恵子)
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)