【糸島市】おけいこ先生の“健康イチバン”―お盆に食べるもの―

 もうすぐ、お盆休みに入りますね。故郷に帰り、ゆっくりと過ごされる方も多いのではないでしょうか?お盆は「先祖を供養する日」。その土地ならではの「お盆の食習慣」が見られます。

 私の実家のお盆料理と言えば「たらおさ(鱈の胃)」の煮つけ。一年でこの時期だけに食べる料理です。たらおさは、保存性が高く、かつて飢餓を救った食材として、縁起物としてお盆に食べるようになったという説があります。

 この時期になるとスーパーでも見かけるようになりますが、食べたことのない方が多いかもしれません。2日ほど水に戻し、食べやすい大きさに切ってこんにゃくなどと一緒に甘辛く煮込みます。私はヒラヒラしている部分が大好きで、白ごはんが進みます。

 たんぱく質はもちろん、低脂質ビタミンDビタミンB群も豊富。子どもの成長にも必要な栄養が効率的に含まれていますので、家族みんなで「たらおさ」を食べて楽しいお盆をお過ごしください。

(すごくからだにやさしい食育プロジェクト代表・浦川恵子

おけいこ先生のインスタグラム
 

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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