「運動の秋」と言われるように、10月は「運動会・体育祭」が多く開催される時期。日ごろの練習の成果を発揮しようと頑張る子どもたちの姿はいとおしいですね。私はジュニアアスリートの食事指導をしていますが、よく受ける質問が「背を伸ばしたいからカルシウムを摂(と)ればいいですよね?」というもの。確かに骨の材料であるカルシウムを意識して食べるのは良いことですが、カルシウムだけ摂っても効果がないケースがあります。

カルシウムを摂る時に同時に必要なのが「マグネシウム」。カルシウムとマグネシウムは「双子のミネラル」と呼ばれるくらい相互関係のあるミネラルです。マグネシウムは「ごま・ナッツ類、海藻」などに含まれています。「小魚アーモンド」をおやつにすると、小魚(カルシウム)とアーモンド(マグネシウム)を同時に摂ることができ、とても効率的です。骨粗しょう症予防にもつながりますので、おやつにぜひ食べてみてくださいね。
(すごくからだにやさしい食育プロジェクト代表・浦川恵子)
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)