飯盛神社
福岡市西区の飯盛神社(牛尾秀司宮司)で9日、流鏑馬(やぶさめ)行事があり、狩り装束の花射手(はないて)と武士の小袴(こばかま)姿の平騎射(ひらきしゃ)が勇壮に馬を走らせながら矢を放ち、武士道の究極の技を披露した=写真。

同神社の流鏑馬行事は1838年から継承され、今年で188回目。福岡市無形民俗文化財に指定されている。国内唯一のウレタン舗装の馬場約300メートルに三つの的を設け、花射手らが豪快に射抜くたびに、見物客から歓声が湧き起った。牛尾宮司は「穏やかな天気の中、皆様のおかげで安全に終えることができました。五穀豊穣(ほうじょう)への感謝を捧げられと思います」と話していた。
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