【糸島市】糸島二丈トレイル 300人が駆け抜ける

 糸島市の二丈地域の魅力を発信しようと、二丈岳(711メートル)を中心とした登山道を駆け抜ける「第2回糸島二丈トレイル」が9月28日に開かれ、18キロのコースに約300人が挑戦した。大会は、二丈に支店を置く建設会社・桑野組などでつくる実行委員会が主催。「二丈地区の自然やグルメを広めたい」との思いから、砂浜キッズランや地元グルメが集まるマルシェも同時開催された。

 発着地の二丈交流体験広場を出発した参加者たちは、アップダウンの激しい山道を駆け抜け、二丈岳山頂から望む玄界灘の景観も楽しんだ。今年は昨年より距離が3キロ延び、高低差も300メートルアップしたものの、参加者は「鍛えられるようなコースで、走りごたえがあった」と充実感をにじませた。

 キッズランでは、小学生低学年と高学年に分かれ、深江海岸の1.6キロコースを競走した。糸島地区のラグビーチーム「伊都ヤングラガーズ」からも58人が初参加。低学年の部で優勝した久木原琢音(たくと)さん(9)は「初めから上位を狙っていた。海辺は気持ちよかった」と笑顔を見せた。高学年の部に出場した古江優斗さん(10)は「砂浜はきつかったけど、楽しかった。また出たい」と力強く話した。

 マルシェでは糸島の郷土料理「そうめんちり」のふるまいもあり、参加者は疲れた体を癒していた。

 実行委員長の桑野啓子さんは「今後も二丈地域に貢献しながら、さらにパワーアップして開催していきたい」と語った。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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