【糸島市】楽しくキッズランニング学ぶ

市運動公園

 糸島市の小学生などが速く走るためのコツや正しいフォームを学ぶ「キッズランニング教室」(糸島市スポーツ協会主催)が11月15日、糸島市運動公園のメインアリーナで開かれ、約40人が走る楽しさを実感した。

 講師は元女子200メートルの日本記録保持者で、福岡大学スポーツ科学科准教授の信岡沙希重さん。子どもたちは上半身の使い方や、スタート時の足の踏み込み、ミニハードルを使った足上げなど、走る時の大切なポイントの指導を受けた。

ミニハードルを使った足上げレッスン

 教室の終盤には、30メートル走を行い、仕上げに子どもたちは教わったことを生かしてタイムを測った。「タイムが良い」と講師にほめられ、子どもたちは自信にあふれた笑顔を見せた。信岡さんは「子どもたちはとても素直。私が伝えることを一生懸命聞いて受け入れ、走りが変わっていくのが見られた。一つ一つの動きが変化して走ることを楽しんでいた」と子どもたちの成長を感じた。

 参加者の可也小2年、神村大成さん(8)は「初めて参加して楽しかった。足のあげ方や踏み込むコツを教えてもらい早く走れるようになった」と満足げに話した。

 糸島市陸上競技協会の井上信一会長は「今後も運動や走るのが苦手な子どもたちが受けられる教室を開催したい」話した。

(地域特派員・大和愛子)

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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