創立121周年を迎え、数多くの優秀な人材を輩出している糸島高の同窓会総会が15日、糸島市の伊都文化会館で開かれた。集まった約350人の同窓生たちは、笑顔で旧交を温めた。
今年の当番幹事は、49回生(長峰英史代表)。第1部の総会では、前年度事業の報告や、本年度の事業計画案を承認した。
今回で同窓会会長を退任する那須英仁さん(18回生)は「9年間務めてきた中、同窓会活動を一緒に支えてくれた運営委員や審議委員、仲間の皆さんに感謝したい。母校を中心とした絆、縦糸の絆に思いをはせ、糸高がさらなる高みに発進するようこれからもご協力を」とあいさつした。
新しく会長に就任した田中三香子さん(23回生)は「みなさんと手を取り合って、新しい糸高同窓会を一緒に積み上げていきたい」と意気込みを語った。
第2部は、糸高書道部、吹奏楽部、ダンス部がパフォーマンスを披露した。書道部は、りりしいはかま姿の部員たちが大きな筆を使い、今年度の同窓会テーマである「蒼炎(そうえん)」や「伝統の継承」など大作を完成させた=写真。
第3部では、4年ぶりに懇親会を開催。世代を超えて集まった同窓生たちは、近況や思い出話に花を咲かせていた。