【糸島市】加工品販売に行列200人超

糸島農高で糸農祭 テントにぎわう

 糸島市の糸島農高で3日、糸農祭が開かれた。生徒たちが丹精込めて育てた新鮮な野菜や加工品などが売り出され、保護者や地域の人たちが次々と訪れた。

 今年のテーマは「創(つくる)~今しかできない!心に刻む青春~」。今の糸農生にしかできないアイデアや工夫を凝らして、いろいろな人に楽しんでもらえる糸農祭を創りあげた。

大勢の客が訪れた野菜販売

 食品科学科が作った糸農ソースやトマトケチャップ、ベーコンなどの販売コーナーは、数量限定ということもあり、10時の販売開始前に200人以上が行列を作った。糸農米の新米やみかん、トマトたっぷりでバジルソース仕立ての「伊都おいしカレー」、炭火地鶏焼きの販売など、多くのテントがにぎわっていた。

糸農ソースなどの加工品が飛ぶように売れた、食品科学科の販売コーナー

 また、生徒たちが飼育した動物たちとのふれあい動物園、中学生向けの糸農体験ツアー、ファッションショーなど、糸農らしさあふれるイベントが充実していた。

 大きなキャリーカートを引いて来場した40代の女性は「野菜が新鮮で安いから、まとめ買いしました。生徒たちは皆さん生き生きして、活気がありますね」と話していた。

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