成長が遅く“幻”といわれるほど珍しいホンキリシマツツジがある人気の浮嶽幸花樹園(糸島市二丈吉井)で6日、第35回「つつじまつり」が始まった。園主の桜井茂光さんは、「気温にもよるが、13、14日ごろから、20、21日ぐらいに見ごろを迎えると思う」とアピールしている。5月5日まで。
同園は浮嶽(805メートル)中腹にあり、樹齢400年といわれるホンキリシマツツジのほか、クルメツツジなど約5千本がある。また全国の珍しいツツジを集めたコーナーには、「ノマツツジやバイカツツジ、クマノミツツジなど九州では見ることが難しいツツジもある」と桜井さん。
「ピークの時期には、花に埋め尽くされるほどの光景が楽しめると思う」と、早めの来園を呼びかけている。期間中、猿回しの公演もある(雨天中止)。