糸島新聞社– Author –
糸島新聞社
1917(大正6)年の創刊以来、郷土の皆様とともに歩み続ける地域に密着したニュースを発信しています。
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新聞記事
糸島ではぐくんだ平和の遺跡
野見山暁治さんしのぶ ー早良美術館るうゑ館長 東 義人ー 6月26日、テレビと新聞朝刊で文化勲章受章の画家、野見山暁治さんの訃報に接したとき、「遅かった」と残念でたまらない気持ちになった。お詫(わ)びもお礼もしないままの別れが... -
新聞記事
《糸島新聞連載コラム まち角》
ウクライナのゼレンスキー大統領がフランスのカンヌ映画祭開幕式にオンラインで参加し「独裁者は敗れると確信している」とスピーチしてから1年以上が過ぎた。「独裁者」とはロシアのプーチン大統領のことだが、ウクライナ各地では、侵攻してきたロシア... -
新聞記事
昭和の糸島#424
【前原は電話の全自動化へ 昭和36年6月】 前年から工事が進められていた前原電報電話局の建物が前原町役場(現在の糸島市商工会館付近)前に完成間近となった。当時は前原町役場も木造二階建ての時代で、同電報電話局の建物は糸島郡内で初の近代的... -
新聞記事
雷山空襲の記憶 風化させない
遺跡保存委員会立ち上げ 「罪のない命が奪われた戦争の悲惨さを後世に伝え、平和を守っていきたい」-。78年前の6月19日、米軍のB29による焼夷(しょうい)弾空襲で「火の雨」が降り注ぎ、8人が犠牲となった雷山空襲。当時の様子を直接記憶にとど... -
新聞記事
いとしま伝説の時代
太閤道と深江神社 名護屋城の本丸跡 天正年間(1573〜92)、豊臣秀吉は九州平定後に、小田原征伐、奥州仕置を経て天下を統一。その野心は、海の向こうの明国へも向けられ、天正一九(1591)年、その足掛かりとなる朝鮮出兵への準備を開始しました。その... -
新聞記事
前原山笠復活
街中に笑顔あふれる 戦後から続いてきたとされる前原山笠が7月25日、4年ぶりに復活した。前原、前原南校区にまたがる9行政区から、大人山笠が七つ、子ども山笠が九つ出て、大人400人、子ども420人が「わっしょいわっしょい」の掛け声とともに... -
園芸
【糸島】ドクター古藤の園芸塾Vol.3487/28号掲載)
液体肥料の活用を 猛暑が続くと、日頃食欲旺盛な私もさすがに停滞気味。ソバやソーメン、ナスの塩もみなどのあっさりした食べものに加え、ミネラル類を含む飲料などで栄養を補給しています。 これは植物も一緒。生育に適した温度を超えると、肥料やミ... -
移住
結婚応援へ「そばうち体験会」
糸島の婚活で成婚の光武さん夫婦 糸島市の婚活イベントで知り合って結婚し、市内でそば店を営んでいる夫婦が成婚の恩返しにと、一般社団法人「いとしま結婚応援団」(小島忠義団長)が企画する出会いの催しの一つ、そば打ち体験会を開いている。夫婦は「... -
新聞記事
《糸島新聞連載コラム まち角》
自宅庭の畑で育てている自然薯が支柱に張った網にツルを伸ばし、たくさんのムカゴを付けている。収穫するにはまだ早いが、秋には小指の先ほどの大きさに膨らみ、塩ゆでにすると、ビールのつまみになるから、何とも楽しみだ▼自然薯を栽培しようと思ったの... -
新聞記事
鍔の表裏に異なる象嵌
糸島高収蔵「荒牟田1号古墳」の鉄刀 糸島市の糸島高は7月25日、同高郷土博物館が収蔵する「荒牟田1号墳」(同市志摩小富士)出土の鉄刀の鍔(つば)などに銀と思われる象嵌(ぞうがん)が施されていたことが分かったと発表した。鍔の表と裏で文様が異... -
新聞記事
夏休み本番 子どもの笑顔満開
長さ30メートル巨大そうめん流し ー福吉ー 長さ30メートルの巨大そうめん流しが7月29日、糸島市の福吉コミュニティセンターで行われた。福吉小学校の児童や保護者をはじめ、福吉保育園の園児、校区に滞在中のウクライナ人留学生も参加し、総勢... -
新聞記事
いとしま伝説の時代
いとしまの太閤道【太閤さまのお通り】 天正二十(一五九二)年春、太閤・豊臣秀吉の号令により開始された朝鮮出兵(文禄・慶長の役)では、肥前(佐賀県)の名護屋城がその拠点となりました。名護屋城へは、秀吉も自ら出陣することがあり、その通り道と... -
新聞記事
昭和の糸島#423
【大口浜の鳥居再建へ 昭和37年2月】 昭和5年(1930)7月に糸島地域を襲った台風で倒壊し、以来30年以上もそのままになっていた志摩村桜井の大口浜にある御影石製の鳥居が再建されることになった。倒壊した後、何度も再建の話は出たものの... -
自然
今年もおかえり、カメ子
食べやすいように小さくちぎった生ハムをパクパク食べるカメ子 「一年ぶりだね、おかえり」。糸島市志摩小金丸の庄島安子さん(76)宅に、今年も「カメ子」がやってきた。 愛称「カメ子」は、毎年7月から8月頃に庄島さんの家に現れる、ニホンイシ... -
園芸
【糸島】ドクター古藤の園芸塾Vol.33(7/21号掲載)
太陽熱で土壌を消毒 23日は農業暦の「大暑」。一年で最も暑い時期。農園芸作業も早朝を利用した、涼しいほんの短い時間しかできませんね。夏の現代病「熱中症」は他人事ではなく、私も一昨年の真夏、草刈り中、熱中症になり、まさか自分がと思いました...