園芸– category –
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【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.122(5/30号掲載)
元気な野菜づくりの本出版 「ドクター古藤の家庭菜園診療所」(農山漁村文化協会)をJA在職時代の2017年に出版させていただきまました。当時はたくさんの方々にご愛読いただき、「あの黄色いバケツを畑に置いておくと、害虫がたくさん捕獲できました」「... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.121(5/23号掲載)
命と直結する食料の大切さ 仕事上、度々、勤務しているシンジェンタジャパンの本社がある東京や、大阪などの大都市に行く機会があります。 日頃の勤め先の福岡市天神。キラキラした近未来的なビルへと競争のごとく急激に建て替わっています。東京や横... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.120(5/16号掲載)
すべては一粒の新しい種子から 中原採種場2 前回に続き、野菜種子の研究開発を行っている「中原採種場㈱油山研究農場」からレポートいたします。「種子の研究を見るなら、この時期にぜひ」と三小田研究部長と河原氏に声を掛けられ、4月下旬に施設内を... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.119(5/2号掲載)
高品位の種子を開発し生産 中原採種場 4月下旬の大型連休突入の日曜日、近所のおいちゃんが近場の行楽地のツツジを見に行き、「たまがった~。おおか、おおか。人と車ばっかりやもん」、「自分ちの畑の手入ればしとけばよかった~」と嘆いてありました... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.118(4/24号掲載)
液肥を作り夏野菜の熱中症対策 いよいよ大型連休がスタートしますね。旅行などで遠方に出かけたり、近場でおいしいものを食べに行ったりと、すごい数の人が移動するのでしょうね。私はおとなしく、農園で園芸の研究をする予定です。 さて、4月に入っ... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.117(4/18号掲載)
プロのナス生産者に聞く 春夏野菜の人気野菜の一つがナス。私が幼少の時から見てきた、ヘビみたいな長い「大長ナス」も栽培されているようですが、現在のトレンドでは、比較的栽培がしやすく、料理の食材として実に幅が広い「中長ナス系」が栽培の主流のよ... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.116(4/11号掲載)
プロのキュウリ生産者に聞く 春夏野菜の代表的な存在であるキュウリ。スーパーでは一年中出回っていますが、出荷量でみると、宮崎県は全国一。冬場の温暖な気候や厳寒期の日照量、ビニールハウス内を暖めるコストの安さなどが要因で、さらに他県からの出... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.115(4/4号掲載)
トマト栽培のプロに聞く 2023年の九州管内でのトマト出荷量(ミニ・加工含む)は、熊本県が12.8万トンで1位、続いて福岡県が1.6万トンで2位、宮崎県が1.5万トンで3位でした。10アール当たりの収量では、熊本県が10.8トンで最も多く、次いで福岡県が9.... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.114(3/28号掲載)
AI技術と農園芸 野菜栽培方法などをインターネット検索すると、驚くほどの情報を確認できます。栽培方法を動画配信するサイトをはじめ、肥料、農薬、資材など各メーカーの製品紹介、種苗メーカーからは新品種紹介など、最新情報が飛び込んできます。 3... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.113(3/21号掲載)
プランター栽培の土づくり 先週は、春夏野菜栽培に向けた、菜園など露地栽培の土づくりをご紹介いたしました。露地栽培でも、プランター栽培であっても、たくましく育ってくれる作物管理には、土づくりは欠かせません。ただし、プランター栽培は露地栽培... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.112(3/14号掲載)
春夏野菜栽培の基本「土づくり」 植物をうまく育てる手法、手段をいろいろとお伝えしていますが、答えに100%正解というものはありませんね。何しろ、日照や降水、温湿度など植物が生育する自然環境は一定ではなく、日々変化していますからね。 特に、... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.111(3/7号掲載)
郷土の財産「相知高菜」 転職してから、もうすぐ1年が経過します。広域的な活動をすることができ、たくさんの農業情報もいただいています。熊本県の直売所出荷のおじちゃんは「うちの菜の花、うまかばい。あんばようピリッと辛くて、たまらんですばい」... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.110(2/28号掲載)
この時期だからやっておくこと 2月のこの時期は特に重要な農園芸作業が待っています。3月5日は農業暦の「啓蟄(けいちつ)」。土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)動き出す日のことです。人々が「さぁ働くぞ」と、意気込み始める日... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.109(2/21号掲載)
作物の高温対策 Part.2 先週のコーナーで、作物の高温による生育障害などを紹介いたしました。今回は、障害をできるだけ防いでいくための方法を紹介いたします。 本来、早生系のキャベツやブロッコリーなどは、8月の猛暑の合間に種をまき、育苗。9... -
【糸島市】ドクター古藤の園芸塾Vol.108(2/14号掲載)
作物の高温対策 Part.1 2月18日は二十四節気の「雨水」。文献で調べると、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃。山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤し、昔から雨水は農耕を始める時期の目安とされてきたとされています。 直売所出荷者...