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糸島の子どもたちのいま① 朝食「毎日1人で」14%

2020.03.26

九州大学大学院農学研究院・佐藤剛史助教

糸島市内の全小学校の6年生(1015人)を対象に、食習慣や起床・睡眠時間、ゲーム・スマホの使用など、どんな毎日を過ごしているかを細かくアンケートした、「糸島の子どもたちの食と暮らし2020」の結果がまとまった。同様の調査を行った2008年版と比べ、下校後の外遊びの平均時間が30分弱減り40分しかないなど、社会の変化の影響を受けたとみられる項目も少なくない。

アンケートは糸島市と九州大との共同研究として昨年12月上旬、同市教委が各校に協力依頼し実施。14校から回収し850票が集まった。

設問作りから回答集計、分析まで行ったのは、作家や食育研究家でもある同大大学院農学研究院の佐藤剛史助教(46)。佐藤助教は「糸島の小学生の食と暮らしの実態を明らかにした上で、今後の充実した食育やまちづくりのあり方について考える手掛かりになれば」と話している。

糸島新聞社は佐藤助教がまとめた集計資料を基に、「糸島の子どものいま」を6回に分けて紹介する。

*   *   *   *

朝ご飯を「毎日食べている」割合は79・8%で、2008年より6・7㌽減った。「たまに食べない」が17・8%、「全く食べない」は2・2%(実数19人)。佐藤助教は「18年度の『全国学力・学習状況調査』の結果と比べても、糸島市の子どもの欠食率は高い」と話している。

朝ご飯のメニューは、「ご飯中心」の48・5%に対して、「パン中心」は43・2%。その順番は08年と変わらないが、ご飯とパンの割合の差は縮まっている。

みそ汁を朝ご飯に毎日食べている割合は全体の8・6%にとどまり、43・4%が全く食べないことも明らかになった。複数の質問項目を掛け合わせるクロス集計で、ご飯中心の朝食でも24・0%はみそ汁を全く食べないことが判明し、佐藤助教は驚いている。

朝ご飯を1人(子どもだけ)で食べることがあるかという質問には、「毎日、1人で食べる」が14・0%(119人)。「ほぼ毎日、1人で食べる」の11・3%と合わせ、4人に1人が朝食を1人で済ませている。「1人で食べることはない」は49・1%と半数を割り、佐藤助教は「6割近かった08年以降、朝食の孤食化が進んでいる」とする。

登校前に家で大便を済ませるか|。「毎日行く」(11・6%)と「ほぼ毎日行く」(21・2%)を合わせ、3人に1人となっている。朝食内容と排便習慣のクロス集計から、ご飯中心の方が排便しやすい、と佐藤助教はみている。

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