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糸島の「本格フレンチ」目指す レストラン「アムール」、オーナー交代機に再出発 帝国ホテルで修業、髙野シェフ意欲

2020.03.27

「糸島レストラン アムール」のランチメニューの一例

髙野シェフを挟んで並ぶ新オーナーの碓井さん(右)と田畑前オーナー

 帝国ホテル(東京)のレストランで腕を磨いたシェフと多彩なベルギービールを売りに、2018年6月、糸島市前原中央に開店した「ビュッフェ&ビアバーアムール」。オーナーチェンジした3月1日から、「本格フレンチ」の店へ向け変わろうとしている。開業コンサルタントの新オーナー碓井裕之さん(51)=父親の実家が神奈川県逗子市=は、「(会社員時代に)福岡勤務のたびに注目してきた糸島に、いよいよ湘南っぽさが出てきた」と期待度を高めている。

 前オーナーの田畑友規さん(32)は、ベルギービールやクラフトビールに思い入れが強く、アムールは「うまい洋食つまみのそろったおしゃれ居酒屋」的な雰囲気。30〜50代の女性層に受け、支持を集めていた。

 「別のやりたいことに挑戦したい」と田畑さんが店を閉じるハラを固め、フェイスブックで1月末に発信。店の備品の売却などを不動産会社に相談することに。その代理店業務を担当していたのが碓井さん。田畑さんとの打ち合わせ前にアムールでランチや牛バラの黒ビール煮などを食べ、「感激するほどおいしかった。この店をなくすのはもったいない」と思ったそうだ。

 田畑さんにアドバイザーとしてつながってもらうのを条件に、店を潰さずバトンタッチする話が2月中旬に成立。糸島で料理以外の道も模索していた髙野広大シェフ(32)は、店舗継続に快哉(かいさい)を叫んだ。

 碓井さんは「糸島食材を使い、髙野シェフのポテンシャルが前面に出る店へと、じわりと変えていきたい」と話す。〝ムール貝〞が糸島カキの殻などに付いて育ち、夏場にたくさん取れるが漁業者は見向きもしないらしく、「糸島産ムール貝のワイン蒸し」を打ち出せないかなど、メニュー企画を考案中という。店名は「糸島レストラン アムール」に変更した。

 髙野シェフも、一つ星フレンチでの2年間を含む帝国ホテル8年間在籍の腕がいよいよ発揮できそうとあって、「常連のお客さんも、新規の方もご期待ください」と張り切っている。

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