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特産北崎スイカ出荷始まる 甘くてシャリ感が特徴「味わって」
2020.07.11

すいか部会の4家族が総出で出荷作業に精を出した
スイカの露地栽培が盛んな福岡市西区小田と草場の生産者でつくる「JA福岡市きたざき西瓜(すいか)部会」(箕田栄一郎部会長、4人)は、6月27日から特産『きたざき西瓜』の出荷を開始した。スイカは、福岡大同青果やイオン九州などに出荷されている。
4日には生産者家族や従業員総勢23人が、JA福岡市北崎野菜集荷場(西区宮浦)に収穫したスイカを床一面に並べ、1玉ずつ手でたたいて実の詰まり具合を確かめて等級を分け、重さを量って階級を決め、手際よく箱詰め作業を行った。
この日の出荷数は約2千個。今年は約8万玉の出荷を予定し、7月中旬に最盛期を迎え、8月10日頃まで出荷が続く。天候に恵まれた今年は、大玉が多く、3L、4Lの階級が中心となっている。平均糖度13度と甘く、シャリシャリとした食感が特徴。
部会ではブランド力をさらに高めようと、今年から新たに12㌔以上の秀品を「プレミアムきたざき西瓜」として贈答用に販売。箕田部会長(46)は「北崎スイカを食べて夏を感じてほしい」とアピールしていた。