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バイパス21年度中供用開始 学園通線西回りルート 九大と前原ICを結ぶ第3の基幹道

2020.10.2

学園通線西回りルートで、雷山川に架かる新しい橋の工事が進行中

 九大伊都キャンパスとその周辺地域で、産学官民が連携する「九州大学学術研究都市構想」の実現化に向けたまちづくりで、交通網の基幹となる学園通線東回りルート、中央ルートに続いて、前原インターチェンジ(IC)から九大を結ぶ、学園通線西回りルートの整備が進む。前原方面から志摩方面に抜ける県道船越前原線バイパスは、2021年度中の供用開始予定だ。

 学園通線西回りルートは、前原ICから多久交差点を通り、南風台交差点、糸農高西交差点、北新地2号交差点、志摩初、志摩馬場、九州大学方面を結ぶ道路で、全線開通すれば約11㌔㍍。すでに一部は完成している。

 現在進められているのは、北新地2号交差点から中新開橋までの1・3㌔の県道バイパスで、橋梁や道路の新設拡幅整備などが行われていて、完成すれば糸島消防本部前から直進して志摩方面に行けるようになる。21年度中に供用開始されれば、加布羅交差点の慢性的な渋滞解消にもつながるとみられる。

 加布羅交差点の渋滞解消期待

 一方、学園通線東回りルートは18年に、全線4車線で供用開始。中央ルートは、国道202号の東風小学校入口交差点から九大間(南口)は完成し、国道から202号バイパス間は整備中。

 糸島市は学園通線西回りルートの整備方針として、①市域の一体性を確保するため、志摩町、前原市の旧市町間の交通ネットワークの充実②九大伊都キャンパス、九大連携地域、工業・流通地域との連携を高めるネットワークの形成を図る―ものと位置付けている。

 沿線では、住宅開発や地区計画、糸島市九州大学国際村構想にもとづくまちづくりが進行している。沿線の志摩師吉に住む男性(80)は「九大がより近くに感じられ、糸島の発展にもつながると思う」と期待を寄せた。
また市は、「学園通線西回りルートの整備により、周辺地域の利便性の向上につなげたい」と展望している。

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