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雨に濡れながら下草清掃 糸島ライオンズ松林再生活動
2020.10.2

刈り取った下草を集める参加者たち
糸島ライオンズクラブ(後藤正則会長)は、9月24日糸島市志摩野北の幣(にぎ)の浜で松林清掃作業をおこない、メンバーや市役所職員、松林保存会(蓑田昌治会長)会員など77人が参加した。
幣の浜を含む同市の松林は、2010年から12年にかけて、病害虫によって3万3000本弱が枯れた。同クラブは、糸島市の松林の再生をめざし、2014年から、苗木の植樹や、苗木の成長を妨げる下草刈りなどに取り組んでいる。
当日は、8時前から「草刈り班」が草刈り機で下草を刈り、9時から参加者が刈られた草を集めて移動させた。時折強い雨と強い風に見舞われるあいにくの天気だったが,参加者は雨に濡れながら、予定の作業を終えた。
一緒に作業に取り組んだ月形祐二市長は「植樹から7年、松は草の背丈を超えるほどに成長した。長年、松林の再生に取り組んでもらい深く感謝する。今後とも、次の世代に誇りを持てる糸島を残すことに、ご協力いただきたい」と労をねぎらった。