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台風で本殿倒壊のケヤキ撤去 飯原・雉琴神社再建目指す
2020.10.9

武内宮司(左)らが見守る中、雉琴神社で慎重にケヤキの撤去作業が行われた
9月の台風10号の強風で、境内のケヤキの大木が倒れ、本殿が倒壊した、糸島市飯原の雉琴神社(武内純夫宮司)で3日、ケヤキの撤去作業が行われた。
午前9時から神事の後、作業員が高さ約30㍍の木の先端部から、少しずつ枝や幹を切って、クレーンで吊り下げて撤去した。神社関係者によると、台風の被害があった7日に、業者が神社を訪れ、ケヤキが倒れ倒壊した本殿を見て、木の伐採撤去を無償で行いたいと申し出た。当日は10人の作業員が約5時間掛け撤去作業をした。ケヤキは材木として利用されるという。
武内宮司は、「ケヤキの撤去作業が進み、やっと社殿のことについて考えられるようになった」と話した。
同神社総代会は、本殿の再建や幣殿の修復に多額の費用が必要となりそうだとして、支援金を募っている。振込口座は、雉琴神社 〒819-1152 糸島市飯原2105、JPゆうちょ銀行、記号番号17400 番号60736321。