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糸島も「令和」フィーバー 初日の婚姻届65件 ゆかりの神社、参拝客多数

2019.05.9

糸島市役所の管理人室で婚姻届けを提出する竹浦さん(左)と坂田さん=1日午前0時1分ごろ

 新元号「令和」が1日に始まりお祝いムードに包まれる中、改元初日に糸島市役所へ婚姻届を提出したカップルが約65組いたり、令和にゆかりのある鎮懐石八幡宮(同市二丈深江)へ参拝客が多数訪れるなど、令和フィーバーが見られた。

 ◇笑顔の「令和婚」

 1日午前零時を回った糸島市役所。本庁舎1階の管理人室前に「令和婚」を目指した数組のカップルが、婚姻届を手に行列をつくった。

 一番乗りは、同市志摩桜井の会社員竹浦秀治さん(29)と志摩船越の歯科衛生士坂田佳予さん(31)。交際1年半。結婚披露宴の時期は未定。「入籍をいつにするか話し合っていて、元号が変わるというので、じゃあ初日にしようと。糸島で一番になれました」と話す竹浦さん。

 「この新しい時代に生まれてくる子どもたちが、平和で幸せに生きていけるといい」。同市オリジナルのメモリアル婚姻届を受け取った市役所の休日・夜間管理人さんから「おめでとうございます」と声を掛けられると、二人は顔を見合わせほほ笑んだ。

 この日、朝までに同市へ婚姻届を提出したのは14組。午前8時半から午後5時までは市民課職員が対応。初日の届け出数は、同課が想定していた30件の2倍超の約65件に達した。

 ◇百冊超す御朱印

鎮懐石八幡宮と箱島神社の御朱印。絵柄の美しさからインスタグラムなどで人気

 「令和」の出典となった万葉集。九州最古の万葉歌碑が境内に立つの鎮懐石(ちんかいせき)八幡宮では、1日午前9時の社務所開門前から、令和初日の御朱印を求める人たちが列を作り、この日だけで百冊を超す御朱印記帳の申し込みがあった。

 歌碑は、糸島各地に言い伝えが残る神功(じんぐう)皇后が懐妊中、朝鮮出征を控え出産を遅らせるため腹に巻いた石とされる鎮懐石を、山上憶良が詠んだもの。憶良の歌の次に「令和」出典の序文が登場する〝縁の近さ〟は、まだ広くは知られていない。同八幡宮は公式ホームページで、「令和」との親近性を発信中。

 箱島神社(二丈浜窪)に立ち寄り、同八幡宮に参拝し御朱印を受け取った福岡市博多区の50代夫婦は「2時間待ちだったが来てよかった」と笑顔を見せた。
同八幡宮の空閑俊理(くが・としみち)宮司は「うちは1月に御朱印を新しくしたことに加え、令和改元を迎えたことから、1日の参拝者が多かったのでは」と話した。

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